完璧すぎて好きになれなかった彼氏2

私の過去の恋愛話

 

アジア圏での外国人彼氏は過去に何度かお付き合いしたことがありましたが、遠く離れた異国の地の彼氏ができたのはこの時が初めてでした。

彼の父親はある国の次期大統領と言われている政治家で、彼もまた、大きな会社を経営し、とても頭のいい人でした。

見た目も誰が見てもかっこいいと思えるほどのイケメンで、身長は高く、スタイルも抜群。

しかしそんな彼と私の付き合いは、そう長く持たなかったのです。

 


 

最高の彼氏なのに好きになれない

 

彼は趣味で、様々なダンスや、歌、ギター、ピアノ、バイオリンを得意としていました。

そして、性格がいい。

レディファーストは完璧で、とにかく私のためになんでもしてくれる人。

彼との思い出を振り返ると、いつもの記事のような悪口が全く出てきませんね。

本当に全てにおいて私が勝てる要素など微塵もありませんでした。

一緒にいて自慢できる彼氏には違いないのですが、それでも私はどうしても彼をもう一歩、好きになることができずにいたのです。

好きというのは自分でなろうと思ってなるものではないんですよね。

あんなDVを好きになれて、こんな素敵な人を好きになれないなんて不思議なものです。

彼は私が何かを質問すると、想像の上をいくパーフェクトな返答をくれます。

気遣いもそう。

彼はいつだって、ずっと『完璧人間』だったのです。

 


 

人間味と相性

 

今思い返しても、彼は演技でそうしていたのではないと思います。

きっと本当に育ちがよく、周りに恵まれ、自分であのパーフェクトを作り上げたのだと思います。

そして、私はそんな彼を完璧に愛せず、相手とのその温度差に耐え兼ね、最後は音信不通のような状態にして別れてしまったのです。

悪いことをしたと思っていますが、その方が彼も私への諦めがつくのではないかと思ったのです。

恋愛において、人間味というのは非常に大切です。

私っぽさ、あなたっぽさ、など、人にはそれぞれの特徴だったりクセがあります。

そしてそんなクセにイライラしたり、愛したりするものだと思うのですが、彼にはそれが全くなかったのです。

オール模範回答。

私はロボットと付き合っているような感覚でした。

人間は得意不得意があって当たり前だと思っていたのに、なんでも得意なんて人と知り合えたというのは衝撃的。

私が自分と釣り合わなさすぎてダメージを負ったという考え方もできますが、それよりもただただ、その彼と接することに楽しみを見出せないということのほうが重く感じたのです。

 


 

あなたが恋愛で重要視する点は?

 

しかし、彼と交際をしていた数ヶ月の間に私は自分の自信も取り戻し、とても落ち着いた日々を過ごせるようになっていました。

彼は確実に、そして完璧に、私の心の傷まで癒してくれていたのです。

彼と一緒にいたらきっと誰もが羨む未来が待っていたことでしょう。

それでも私は彼とお別れしました。

私の人生は私だけのものですし、自分の幸せのカタチは自分で決めたいのです。

私にとって恋愛で重要視する点はなんなのか、それに気づかせてくれたのは間違いなくこの彼氏でした。

いつかまた友達のようになれたらいいなと思いつつ、それまでにはもう何年か距離を置こうと思っているところです。

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