婚約破棄をするということは勇気のいることです。しかし、結婚を考えられないと判断した相手とは早めに別れるべきですし、けじめをつけるべき。男性から婚約破棄をする場合、その理由や兆候にはいったいどんなものがあるのでしょうか。
ここではそんな、男性からの婚約破棄について綴っていきます。
婚約破棄を男性が考える理由
まずは、男性から婚約破棄を考えるようになってしまう理由について。婚約したからといって気を抜いていると、破棄されてしまう可能性もあるのですね。
①結婚への不安
結婚への不安というのは様々なことが原因となります。女性の行動に不信感を持ったり、家事育児などの方向性の違いなど、この女性と結婚して大丈夫なのか?と不安が募ってしまうと男性も婚約破棄を考え始めてしまうようです。
やはり結婚するなら未来に期待できるような女性がいいですね。
②浮気心が出てしまった
いざ婚約すると、その女性が自分のものになったと勘違いし、浮気心が芽生えてしまう男性もいるようです。そして、婚約した安心から他の女性に興味を持ったり、遊びの場に行く回数が増え、結果的に婚約破棄したくなってしまうのだとか
。一途に人を想い続けられないというのは寂しいことですね。
③自信がなくなった
結婚に対して現実的なデメリットや周りの意見を聞いているうちに、自信がなくなって婚約破棄を考えてしまう男性は多いようです。今後本当に奥さんと子供を養っていく力が自分にあるのか、責任感の強い男性ほどそういったことに苦悩しそうですね。
④結婚に対しての理想の違い
女性というのは多くの人が結婚に対して過剰な憧れを持っています。ウエディングドレスや披露宴のこと、マイホームや子供に対してなど、浮かれすぎて全てを男性に求めてしまう人もいるようです。
婚約した彼女が急にリアルな結婚式の理想などを語り出し、それを聞いて婚約破棄したくなってしまう男性もいるようです。
⑤家族の仲が悪い
婚約すると、あなたの家族と相手の家族も付き合いが深まっていきます。そんな中で嫁姑バトルが起きたり、親同士の相性が悪いと、十分婚約破棄の可能性が出てきます。
結婚は当人同士の問題だけではないので仕方のないことでもありますね。
婚約破棄で慰謝料請求される場合も
では、男性から婚約破棄をしたいと申し出る時にはスムーズに婚約破棄が認められるのでしょうか。中には裁判沙汰になるなんていうケースもあるので、切り出し方や理由についてはよく考えておきましょう。
まず、婚約破棄したいと女性に言った時に、相手も合意をしてくれれば特に問題はありません。話し合いの元、関係を解消するのみとなります。そして、婚約破棄をするにあたって浮気や暴力など正当な理由の場合も、一方的な婚約破棄だとしても十分認められます。裁判を起こされて負けるということはないでしょう。
婚約者からの侮辱や、精神病になってしまった場合も婚約破棄の理由として認められます。しかし、ただ結婚するのが嫌になったなどの理由で婚約破棄を求めた場合、婚約者から慰謝料請求をされる可能性があります。
なので、男性から婚約破棄を提案する時には、その理由に正当性がなければいけないのです。感情的にならず、弁護士を挟むなどしてしっかりと対処するようにしましょう。
婚約破棄を決める前に出ているサイン
男性から婚約破棄を考え始めた時には、そのサインが知らず知らずのうちに出ているはず。女性側はそれを感じ取って対処したり、話し合いを行って食い止めることもできるでしょうが、婚約をしたという安心感からサインに気がつけないことも多いようです。
男性は特に意識をしていなくても、その女性に気持ちがなくなっていけば、会う頻度を減らしたり、一緒にいる時に楽しそうにできなくなってしまいます。
自分がそうやって彼女から距離を置いていると実感できるのであれば、早めに話し合いをして解決するという方法も選べるはず。婚約をするのも婚約破棄をするのも、あなたの人生ではありますが、後悔しない選択ができるといいでしょう。
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